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診療報酬が改定されました

2014年04月02日(水)3:25 PM

4月がはじまりました。


消費税増税、診療報酬の改定・・




 

 

 

お客様で事務をされている方は、


大変忙しい毎日を送られています。



 

 

当事務所も確定申告が終了して一息・・


と思いきや、法人決算、消費税対応などで


忙しない日々を送っております。


 

 




今回は、平成26年 診療報酬改定の内容を書いていきます。



 

4月より消費税増税に伴い、診療報酬の点数が上乗せされます。


初診料 270点→282点


再診料 69点→72点


外来診療料 70点→73点


外来リハビリテーション診療料 69点→72点


在宅患者訪問診療料 830点→833点

(同一患者訪問診療料)



 

 

 


今回の改定のポイントはずばり、


「機能分化」、「連携」、「在宅医療の充実」です。




 

 


 

外来では、大病院の一般外来から


身近な診療所への外来を推進。


主治医機能(かかりつけ医)の評価が新設されました。




 

 



入院では、7対1基本入院の要件が厳格化されます。


重症患者や在院日数に応じて見直されます。


多くは10月から変更していくようです。


 

また、データ提出加算の届出も要件化されました。


届出が多くなったのも今回の改定ポイントです。





 

 

総合病院では、


総合入院体制加算の評価について見直されます。


救急医療体制や手術実績等が要件となってきます。



 



 

在宅医療では、


患者のステージに合わせた医療を行う観点から


在宅回帰率に係る加算について評価される点も


特徴となっています。







 

2025年には65才以上の割合が


3657万人で全体の30%に達します。




医師不足、病院不足の中、


今後の医療の方向性が


示された内容になっているのではないでしょうか。


 

 

 

 

 


参考:厚生省HP「平成26年度診療報酬改定の概要」

 


 

 

 

 

先日サッカー日本代表戦見に行きました。

 



国立競技場では改修前の最後の試合でした。


 

新しい国立競技場ができあがるときは、

 

東京でオリンピックのときですね!


 

 

 

医療 税理士をお探しの方は、


港区の税理士、中田税理士事務所に気軽にご相談ください。




(郡司)